Bislama(ビスラマ語)とは?バヌアツ旅行で使える基本フレーズ15選
バヌアツへ旅行するなら、少しだけ覚えておきたい言葉があります。
それが「Bislama(ビスラマ語)」です。
Bislamaはバヌアツの国語であり、英語・フランス語とともに公用語にも指定されています。
バヌアツには100を超える地域言語がありますが、異なる島や地域の人々をつなぐ共通語として広く使われているのがBislamaです。
しかも、英語を知っている人なら「なんとなく意味が分かる」単語もかなりあります。
- 「Halo」
- 「Tankio」
- 「Plis」
などですね。
この記事では、Bislamaとはどんな言葉なのか、そしてバヌアツ旅行で実際に使える基本フレーズを紹介します。

バヌアツの人口・文化・歴史など、国全体について知りたい方は「バヌアツとはどんな国?」の記事もあわせてご覧ください。

Bislamaとは?

Bislamaは、英語を主な語彙の基盤として発達したクレオール言語です。
Vanuatu Tourism Officeによると、「Bislama」という名称はナマコを意味する「Beche-de-mer」と関係しており、太平洋地域で使われていたピジン英語が時間をかけて独自の言語へ発達していきました。
現在のバヌアツ憲法では、
「国語:Bislama」
「公用語:Bislama・英語・フランス語」
と定められています。
バヌアツでは、島や地域によって異なる言語が話されています。
その一方で、異なる言語を話す人たちをつなぐ「共通語」としてBislamaが使われています。
つまりBislamaは、旅行者向けに作られた簡易的な言葉ではありません。
多言語国家バヌアツをつないでいる、現在進行形で使われている言語なのです。
Bislamaは英語に似ている?

Bislamaを初めて見ると、

「英語に似ているな」
と思う人も多いでしょう。
たとえば、
「Mi」は「I / me」
「Yu」は「you」
「Plis」は「please」
「Tankio」は「thank you」
という具合です。
英語由来の単語が多く、Vanuatu Tourism Officeも、Bislamaは基本的に書かれた綴りに沿って発音する言語だと説明しています。
なので、英語を少し知っている日本人にも入りやすいです。
ただし、Bislamaを「英語を適当に崩したもの」と考えるのは違います。
独自に発達した言語なので、Bislama独自の語彙や表現、文法があります。
旅行者なら完璧に話す必要はありません。
まずは挨拶と「ありがとう」くらいから覚えれば十分でしょう。
バヌアツ旅行で使えるBislama基本フレーズ15選

旅行で使いやすいものを中心にまとめます。
以下はVanuatu Tourism Officeが旅行者向けに紹介している表現です。
| 日本語 | Bislama |
|---|---|
| こんにちは | Halo |
| 元気ですか? | Yu olraet? |
| ありがとう | Tankio |
| どうもありがとう | Tankio Tumas |
| お願いします | Plis |
| ごめんなさい | Sori |
| 本当にごめんなさい | Sori Tumas |
| さようなら | Tata |
| またあとで | Lukim yu |
| これはいくらですか? | Hemia hamas? |
| ホテルはどこですか? | Hotel e stap weya? |
| 英語を話せますか? | Yu save toktok English? |
| 助けが必要です | Mi nidim help |
| これは食べられますか? | Mi save kakae hemia? |
| トイレはどこですか? | Bathroom e stap lo wea stret? |
全部を覚える必要はありません。
ぼくなら旅行前に、
- 「Halo」:「こんにちは」「やあ」
- 「Tankio Tumas」:「どうもありがとう」
- 「Hemia hamas?」:「これはいくらですか?」
の3つから覚えます。
挨拶、感謝、買い物ですね。
これだけでも使う場面はかなり多そうです。
「Tankio Tumas」は覚えておきたい

なかでも、一番使いやすそうなのが、「Tankio Tumas」です。
意味は「どうもありがとう」です。
ホテルでも、市場でも、レストランでも、タクシーでも使えます。
ガイドに案内してもらったときや、村を訪れたときにも使えるでしょう。

Vanuatu Tourism Officeも、旅行者がBislamaを少し使うことは現地文化への敬意を示すことにつながり、歓迎されると紹介しています。
英語で「Thank you」と言うこともできます。
でも、そこであえて、「Tankio Tumas!」と言ってみる。
こういう小さなところから会話が始まるのが、旅の面白いところですよね。
Bislamaでよく見る単語

もう少しだけ知っておくなら、次の単語も便利です。
| Bislama | 意味 |
|---|---|
| Mi | 私 |
| Yu | あなた |
| Hem | 彼・彼女・それ |
| Yufala | あなたたち |
| Olgeta | 彼ら・みんな |
| Blong | ~の、~に属する |
| Long | ~へ、~で、~から |
特に覚えておきたいのが「blong」と「long」です。
Vanuatu Tourism Officeでは、
「Truk blong mi」で「私の車」
「Pikinini i go long skul」で「子どもが学校へ行く」
という例が紹介されています。
旅行中に看板や文章を見て、「あ、この単語また出てきた」と気づけるだけでも、現地を見る楽しみが増えるでしょうね。
英語だけでもバヌアツ旅行はできる?

バヌアツでは英語も公用語です。
フランス語も公用語で、憲法上は英語とフランス語が主要な教育言語とされています。
Port Vilaなどの観光地では、英語でコミュニケーションできる場面も多いでしょう。
ただし、「バヌアツならどこでも英語だけで問題ない」と考えないほうがいいです。
島や地域によって言語環境はかなり違います。
だからこそ、「Yu save toktok English?」という、「英語を話せますか?」というBislamaも覚えておくと便利です。
旅行前にBislamaを勉強し尽くす必要はありません。

英語をベースにしながら、Bislamaを少し使ってみる。
このくらいがちょうどいいでしょう。
まとめ|Bislamaを3つだけ覚えてバヌアツへ行こう
Bislamaは、100を超える地域言語が存在するバヌアツで、人々をつなぐ共通語として広く使われています。
国語であり、英語・フランス語とともに公用語にも指定されています。
旅行前にすべて覚える必要はありません。
まずは、
「Halo」
「Tankio Tumas」
「Hemia hamas?」
この3つからで十分です。
そして現地へ行ったら、実際に使ってみましょう。
言葉が通じるかだけではなく、その一言からどんな会話が始まるのか。
そこまで含めて、バヌアツ旅行の面白さです。


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