ピンクシティと呼ばれるジャイプールを街ブラしたら…いろんな景色が共存する素敵な街だった

どうも!世界一周中の旅人、タイキです!
前回のチャンディーガール観光を終えたあと、今回は約10時間の夜行バスで「ピンクシティー」として知られるラジャスタン州の州都、ジャイプールへ向かいます。
早朝にジャイプールに到着し、そのままバスステーション近くにある500円ほどのホステルをポチッと予約。
これがまた大正解!!
スタッフの感じもよく、なによりベッドや部屋が清潔で、コスパ最強のホステルに出会えてしまった。
テンション上がってレビュー記事も書いたので、ジャイプールでコスパのいいホステルをお探しの方には自信を持っておすすめできます!

そんな感じで、旅人あるあるの「ホステルが当たりだと全てがうまくいく気がする」ってことで、この勢いに乗って観光スタートです!
ピンクシティの真実?いろんな景色が共存する街

ジャイプールは「ピンクシティー」という愛称で知られてるけど、実際に歩いてみると確かにピンクっぽい建物が多いエリアが多い。


ちなみにピンクシティーと言われるこの建物の色には、ちゃんとした理由があるらしい。
1876年にイギリスのプリンス・アルバートがインドを訪問する際、彼を歓迎するために町中の建物が「歓迎の色」とされるテラコッタピンクに塗られたのが始まりなんだとか。
しかもそれ以来、街の統一感を保つために今でも法律で建物の色が規制されてるそう。

そういう背景を知ると、ちょっとした街並みの風景も、なんだか特別に見えてくる。
他にも路地裏を散策していると、おばさんが「私の写真を撮ってくれ」と謎のお願いをされて写真を撮ってあげたり、


ゾウや牛、馬、ラクダ、犬、猫、山羊など様々な動物がいたり

市場ではさすが人口世界一と言わんばかりの食料が積まれていたり



観光地を巡らなくても歩いているだけで面白い街やな〜と思いました!
ジャイプールの街を一望できる「Nahargarh Fort」へ
続いて向かったのは、ジャイプールの市街を見下ろす丘の上にある「ナハルガー・フォート(Nahargarh Fort)」

この場所、個人的にはかなりジャイプール観光で一番おすすめしたいスポット。
なぜなら、とにかく景色が綺麗!!
時間帯は絶対に夕方前〜日没ぐらいの時間帯の景色が最高らしいけど、僕は一番暑い日中に行ってきた。
街から要塞がある丘を登るのは結構ハード…

タクシーを使ったらラクだけど、この景色を見ながらゆっくり散歩をするのも悪くない。
ピンクシティーと言われているけど、上から見るとそうでもないなって感じた。

Nahargarh Fortは入場料が必要で「200ルピー」なんだけど、
公式のチケットカウンターで堂々と「250ルピー」とボッタクリをしてきたので、「お前バカなん?」って真顔で行ったら200ルピーで買えた笑

俺を騙そうなんて100年早いぜ?笑
入場チケットを見せて奥へ入って行くとかなり整備されていて綺麗!

ちなみにこの要塞、18世紀にマハラジャ・サワイ・ジャイ・シング2世によって建てられたもので、当時の王族が戦時に立てこもるための避難場所だったらしく、迷路のような構造がまた冒険感をそそる。

建物に描かれた柄が綺麗だったな。


今度ヘナタトゥーのデザインにアレンジしよかなw
余談だけど、ココはジャイプールの中でも人気の観光地なので、インド人が良く声をかけてくれる。
建物内の広場で子供キャッチボールをしたりして仲良くなり、

最後に記念撮影!

やっぱりインド人は優しいですねw
ローカル飯に感動!ジャイプールで出会った絶品「ポパ」とタンドリーチキン
旅先での楽しみといえば、やっぱりその土地ならではのローカルフード。
ということで、ジャイプールの街歩きの途中で初めて見かけたこの料理をいただく。

料理名は「ポハ」
インドで朝ごはんとしてよく食べられているそうで、お米を平たくして乾燥させたものだそう。
上にトマトやフレークをまぶして食べるそうです。

正直な感想を言うと、美味しかったけど、インド以外で見かけて選ぶことはないかもって感じw
そしてもう一つ頼んだのが、言わずと知れた名物料理「タンドリーチキン」

こちらはヨーグルトとスパイスに漬け込んだ鶏肉を、タンドール(土窯)で豪快に焼き上げた料理で、香りといい色合いといい、出てきた瞬間の見た目から美味いのがわかる。
店内もちょっと変わった感じのオシャレさもあってよかったです。

ちなみにこのお店の場所はこちら!
神の使い”猿”が溢れるモンキーテンプルへ行ってきた
最終日は、少し郊外にある「モンキーテンプル」
名前の通り、猿だらけの寺で街から寺院に続く道の入り口から猿がうじゃうじゃいる…


観光客慣れしてるので攻撃的じゃないけど、食べ物を持っていると寄ってくるので注意!
途中インド人から写真撮影をたくさんお願いされたんだけど、毎回思うのがこの写真取る意味ある?需要ある?っていう疑問…笑


そんなこんなでモンキーテンプルに到着!

この寺院は、山の谷間にあって、自然の湧水が流れる神聖な場所。
ヒンドゥー教徒たちはここで沐浴をしていて、その姿がとても静かで神秘的だった。

観光地だけど、信仰のリアルな場面に触れられる場所って、なかなか貴重やな〜って思うけど、この色の水を被りたくはないのが本音なんだよな…
奥へ進んでいくとすごい場所に建てられた寺院だな〜と思わせるような景色を見ることができ、普段はあまり使わない言葉だけど、久々に「神秘的だな〜」と思った!


信仰者でない限りは、ただ見るだけだけど来る価値はあるなって思いました。
そんな感じでジャイプール観光は終了!
ホステルに帰ってパッキングして次の街「ジャイサメール」へ行ってきますわ!
ジャイプールで感じたこと
ジャイプールって、名前はよく聞くけど実際に来てみると、「観光名所」+「ローカル感」+「歴史の重み」がちょうどいいバランスで混ざっていて、思った以上に好きになった街でした!
楽しむならちょっとは歴史に触れておくと、また見方が変わって面白いと思います。
これといった特大目玉観光地は少なめなんだけど、総合的に全部合わせると「来てよかったな」って心から思える場所でした。
みんなもぜひ行ってみてね!