こんにちは、タイキです。先日、世界一危険な市場と言われるメークローン市場に行ってきました。
メークロン市場は、現役で使用している線路脇に野菜や果物などの商店が所狭しとひしめき合う鉄道市場です。(別名タラート・ロム・フッブ=傘をたたむ市場)
このちょっと不思議な市場は海外からも人気の観光スポットで今では世界中から観光客が押し寄せています。
本日は実際にバンコクからこのメークロン市場へ訪れてみての感想と、バンコクからの行き方、旅をさらに楽しくさせる豆知識など詳しく紹介していきます!
バンコクからメークロン市場への行き方・時間・料金について!
✔️場所
メークローン市場はサムット・ソンクラーム県メークローン駅の線路上にあります。
✔️アクセス方法
バンコクからかなり距離が離れているので主なアクセス方法はこちらになります」。
・タクシー ・ロットゥ ・ツアー
![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=3TAQZ1+19UECY+52F8+5ZMCH)
![](https://www13.a8.net/0.gif?a8mat=3TAQZ1+19UECY+52F8+5ZU29)
✔️バンコクからロットゥでの行き方
まずロットゥとは、ハイエースなどの小型のバンを改造したミニバンを使った乗り合いサービスです。
タイの都市間を移動する手段の1つで、ロットゥーの乗車料金は他の交通手段と比較しても安く、タイ庶民の長距離移動の足になっています。時間と少しの体力が必要ですがローカル感満載なので一度は体験してほしいですね!
・ロットゥ乗り場と料金について
ロットゥ乗り場はバンコク北バスターミナルの反対側にあるミニバスステーションにあります。Googleマップ上の載っていないので迷わないようにピン留めしておいたので確認してみてください!
ミニバスステーションに着くと、アルファベット順に複数のチケット売り場があります。
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列車の通過時刻について
列車発着のダイヤは以下の表の通りで1日8回、列車が市場を通過します。
列車の時刻表 | |
メークロン駅 発 | メークロン駅 着 |
06:20 | 08:30 |
09:00 | 11:10 |
11:30 | 14:30 |
15:30 | 17:40 |
![](https://taikiworld-blog.com/wp-content/uploads/2023/06/S__26279967-scaled.jpg)
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旅をより楽しくさせるメークロン市場の豆知識をご紹介!
なぜ線路上に市場ができた?
始まりは人々が勝手に線路脇に家を建て始めたことが原因とされています。
メークロン駅は、サムットソンクラームで生産された海産物や農産物を都心へ輸送する目的で、1905年に民営メークロン鉄道として開業しました。当時は現在のように建物はありませんでしたが、1984年頃あたりから人々が線路沿いに勝手に家を建て始めたたそうです。
その理由は、民営だったメークロン鉄道が戦後1946年に国有化されタイ国鉄になったことと地元民の貧困問題が原因とされています。
途上国では、鉄道が国有化され鉄道沿線の土地も政府に属すると、貧困層が鉄道沿いに勝手に家を建てる傾向にあり、国も鉄道沿いに住む人々を簡単に強制立ち退きさせられないのは、立ち退かせたところで、また別の国有地で同じように家を建て始めるのが見えているため黙認しているのが現状です。
このような現象はフィリピンやインドなどの途上国に多く、よく線路沿いのスラムと言われているようにメークロン市場も始まりはスラム街のような過去があるのです。
今では世界的に有名な観光地化へ!
メークロン市場は、スラム街と似たような背景を持っていますが、今では世界中から観光客が押し寄せる有名な観光地になっています。
東南アジアや途上国に来ると安全の基準が狂ってきてしまいますが、人と列車との距離が数十センチの市場は当然ながら危険です。ですが、観光地化が進んできたことによって安全への配慮もされるようになりました。
市場に列車が通過する際は列車のスピードはかなり落とし、かつタイ語、英語、中国語、韓国語など様々な言語で注意のアナウンスが放送されるようになりました。日本では安全基準面で絶対に実現できないことですが、このメークロン市場では警備員の方々が細心の注意を払って交通整理をしており、これまで人身事故は一度も起きていないそうです。
とはいえ、危険ではあるのでしっかり安全には注意して観光してみてください!
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実際にメークロン市場に訪れてみて!
チャットチャックから約1時間半、ロットゥに乗ってメークロン市場までやってきました!乗客は基本は観光客でしたが、メークロン方面に予定があるタイ人も少数ですが乗っていました。
列車が市場に通過するのは1日8回あり、僕らはちょうど列車が出発してしまったばかりのタイミングで来てしまったので2時間待たなければいけませんでした笑
皆さんは事前に確認してきてくださいね!笑
なのでその間メークローン市場を散策しながらショッピングをしてきました。
売られている物は、メークローン名物のプラートゥー(あじのような魚)のほか、果物、野菜、カレーペースト、日用品などで、まさに庶民の生活を支える台所です。その他、観光客用にTシャツやマグネットなどのお土産もありました。
実際に市場を歩いてみると線路両脇に商店があり、歩けるのは線路幅だけなので結構狭いです。
動画を見るとよりわかりやすいかと思います。
またどのお店も日除けのためかテントやパラソルを広げているので、本当に現役で使用されている線路なのか疑問に思うほどですよね?途中ちょっと変わったものがありました。
アイスキャンディーです。
作り方はめちゃくちゃシンプルでケースにジュースを入れて回転した機械に入れるだけで、ジュースが凍ってアイスになります。お店によっては手動式もあって大変そうでした笑
ただジュースを凍らしただけのアイスですが、タイは暑いのでめちゃくちゃ美味しかったです。
しかも10バーツとリーズナブル!さらに市場の奥へと進んでいくとレストランがあります。
ちなみにメークローン市場の全長は約180mで線路沿いの両脇に市場が並んでいて奥行きはない為、
30分もあれば全て見終えてしまう規模で、正直暇になってしまったのでレストランで時間を潰すことにしました。
スムージーやタイ料理などを提供していて、冷房もあり快適なので待ち時間には最適でした!
パイナップルが器になったフライドライスを注文してインスタ映えを狙いましたが難しすぎました。笑
食事後は適当に散策しながら写真撮影をしたりして時間を潰しました。商店の間に立って写真撮影をすると、なんかいい感じですね!
2時間ぐらいなら意外と時間潰しができたので、あまり時間を気にせずに現地に来ても大丈夫だと思います!
いよいよ列車の通過!
列車が来る時間近くになると市場にアナウンスが流れてきます。
タイ語や英語の他にも日本語や中国語など様々な言語でアナウンスが流れてから少しずつ屋根を閉じ始めます。
もう毎日のことで慣れているから、テントを畳むスピードはめちゃくちゃ素早かったです。
メークローン市場は別名『タラート・ロム・フッブ=傘をたたむ市場』と呼ばれていて列車が通過する時とそうでない時で雰囲気がガラッと変わります。
比べてみるとわかりやすいです。
①傘を広げている時
②傘を畳んでいる時
なんか不思議というか面白いですよね!
畳終えてしばらくすると、列車の「カンカン」という音が聞こえてくると観光客が一斉にカメラを構えます。この距離感で列車が通過していきます。
安全面を考慮して列車のスピードは緩まっていますが、この距離で列車が通過するのはなかなかの迫力がありますね!場所によってはスレスレなので本当に危険です。
動画を最後まで見てもらうとわかるのですが、列車の通過後はすぐにテントやパワソルを戻しているのですが、何事もなかった感がものすごく、別の景色のようですよね!世界には面白く興味深い場所がたくさんありますね!
列車が通過後は、終点のメークローン駅で列車が止まっているのでそこで記念撮影をしてきました。
かなり人が多いので撮影のタイミングが難しかったです
ちなみに実際にお金を払って列車に乗って次の駅まで行くこともできます。電車の中からのメークローン市場の景色も一味違って面白そうなので時間がある方は試してみてください!
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まとめ!
いかがでしたでしょうか?
この記事では、メークロン市場への行き方から料金、その他旅をより面白くする為の情報を詳しく紹介しました。実際に至近距離で列車が通過する時からその前後のシーンを生で見るとハラハラドキドキの感情となんとも言えない不思議な光景を目撃でき、とても楽しい時間を過ごせると思います。
タイ観光の中でもトップレベルで人気の観光地。
ぜひメークロン市場に訪れ、日本では経験できない体験をしてみてください!
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