【2024年最新版】本場タイ・バンコクのムエタイ観戦 おすすめの場所と行き方、料金を徹底解説!
タイ・バンコクに来たら一度は見ておきたいムエタイ観戦。
ムエタイはタイの国技であり、立ち技世界最強格闘技といわれ、国民や観光客からも大人気のスポーツです!
タイ国民にとっては、路上でムエタイ観戦をしたりするなど日常になっているようです。
今回僕はその『ムエタイ』最高峰の試合を観る事が出来るバンコク2大スタジアムの一つ、『ラジャダムナンスタジアム』に、実際に足を運びムエタイ観戦をしてきました!
本記事では実際に行ってみてのレビューと場所や行き方、料金、そして観戦の楽しみ方を徹底解説していきます!
ムエタイのルールなどを詳しく知った上で観戦した方が楽しめると思いますので、ぜひ最後までご覧ください!
場所と行き方・アクセス方法について!
タイ・バンコクでムエタイ観戦をするなら、『ラチャダムナン ボクシング スタジアム』一択です!
場所はこちら↓
少し駅からは離れた場所にありますので、タクシーが無難。
行き方・アクセス方法
どこからアクセスするかによりますが、付近には電車やバスがないのでタクシーが無難でしょう。
Googleマップでバスの行き方が出てきますが、バンコクのバスは時間通りに来ないことが多い為、オススメはしません。
また、タクシーを使う際はタクシー配車アプリのGrabを利用することを強くおすすめします!
路上で声をかけられたり、捕まえるタクシーはぼったくられたりや高い割増料金を提示されることがあります。
高い料金を取られてもいいという方は別ですが、余計なトラブルや騙されない為にアプリを使うといいでしょう。
ムエタイ観戦の料金について
観戦チケットの料金は1500〜4000バーツが相場です。(特別イベントや有名選手が出場するときは、高くなる恐れあり。)
基本的には1500〜4000バーツが相場
(席や試合イベントによって変動)
注意点としては、当日チケットの購入は割高だったり、会場前にいる売り子から購入すると、ぼったくられる場合があるので、「トラブルを避けたい方」や「お得にチケットを手に入れたい方」は、事前にネット予約しておくのが無難。
実際、ネット予約は公式価格での販売な上、無料でお土産がもらえたりするのでお得です。
カウンターVIP席だと、ビール&ポップコーン飲み食べ放題付きなので、複数人で観戦する方はVIP席の方が楽しめると思います。
開始時間も18、19時といい時間なので、ビールを飲みながらムエタイ観戦を楽しみ、終了後はカオサンロードの流れがおすすめです!
ムエタイ観戦の楽しみ方!
まずはムエタイについて知ろう!
ムエタイの歴史について
ムエタイの起源は、古代タイ王国の戦士たちが使用していた戦闘手段に遡ると考えられています。
これらの戦士たちは、南北を問わず敵との接近戦で頻繁に使われる技術を身につけるため、身体を武器として使う方法を学びました。
その基本的な技術は、「拳」、「足」、「肘」、「膝」の4つの打撃で構成され、これがムエタイの基本的な戦術となっています。
歴史的には、13世紀のアユタヤ王朝時代に国家スポーツとして整備され、庶民から王族まで広く親しまれ、多くの神話やエピソードを生み今ではタイの国技にもなっています。
また立ち技世界最強格闘技といわれるのがタイ式キック・ボクシング、ムエタイです!
ムエタイのルール
ムエタイは、その戦術と技術を駆使した攻防が特徴の武道です。
主な戦術は「拳」、「足」、「肘」、「膝」の四つに大別され、ターゲットは相手の体全体と広範にわたります。
そのため、試合は単なる力のぶつけ合いではなく策略を巡らせた戦いになります。
・試合は5ラウンド、インターバルは2分
・パンチ、キック、膝、肘、首相撲での攻撃が可能
・勝敗はノックアウトによるものか、5ラウンド終了時の判定
ムエタイの試合の特徴と流れ
①選手入場後に『ワイクルー』という踊りが行われる
②第1ラウンド開始(お互い様子見)
③第2〜4ラウンドにかけて徐々に激しい戦いへ
④最終ラウンドは流し
まず選手入場後に『ワイクルー』という踊りが行われます。
これは、家族・指導者・神様に感謝を捧げる、非常に印象的な踊りで、この踊りは所属ジムや選手それぞれのよってスタイルがあるそうです。
そして『ワイクルー』が終わると第1ラウンド開始です。
ちなみにムエタイは格闘技であると同時に賭けの対象となるスポーツなので、第1ラウンドで観客による選手の品定めが行われます。
なので、基本的に第1ラウンドはお互いに様子見といった感じで探り合う戦い方をしなければいけないそうです。
そして、第2ラウンドから戦いが徐々に激しくなり、第4ラウンドでピークで勝負を畳み掛けに行くというイメージで試合が展開されます。
第4ラウンドが終わった時点でほぼ勝敗がついているので、最終の第5ラウンドは流して終わりとなります。
最後に判定決着が下されて賭けが成立するというゲームです。
実際、このルールを知らないと、「え?なんで最後のラウンド殴らないの?」「なんで試合中に踊ってるの?」ってなるのでしっかり覚えておきましょう!
また、ムエタイではほとんどKO決着がないと言われています。
その理由は、ムエタイは格闘技でもあり賭けの対象にもなっているスポーツなので、
あまりにも実力の差のあるマッチメイクでは賭けが成立しなくなるので、同レベルの選手同士で試合が組まれるからです。
その為、KO決着が少ないとされています。
楽しい試合観戦の仕方!
勝敗を賭けて観戦しよう!
実際のところ、現地までムエタイ観戦に行っても僕ら観光客は賭けができないみたいでした。
現地の方はスタンド席の方に固まり、スマホを使ってムエタイ賭けのギャンブルをしていました。
なので僕ら観光客は観光客同士でやればいいんです(笑)
友人や周辺の観光客に声をかけてみれば、意外とみんな乗り気でやってくれます。
かけると言っても100~1000バーツ(400~4000円)ほどなので楽しくできます。
共に賭けに勝って小路の雄叫びをあげる友達です笑
実際、今回僕は周辺の観光客と賭け勝負をして2000バーツ勝ちましたが、結局観戦終了後は仲良くなってカオサンロードに行ったのでそのお金はなかったようなものです。
ムエタイ観戦をより楽しくする、また周囲と仲良くなるツールとして賭けゲームをやってみるのはありですね!
実際にムエタイ観戦をしてみて!
今回ムエタイ観戦は一人で行ってきました!
19:00に試合開始で1時間ぐらい前から入場は可能だそうです。
入場する際は、水分や危険物が持ち込めません。
隠して持ち込もうとしてもX線に通されるので絶対にバレますのでやめましょう!
チケットを購入し、入場すると試合開始までの間はDJが会場を盛り上げてくれます。
会場自体なかなか本格的で照明や音楽など開始前からワクワクさせてくれました!
ちなみに席はこんな感じで、この席はVIP席の1つグレードが下の席で2000バーツだったと思います。
僕は早く到着したので人が少なかったですが、試合が始まった後からも結構人が集まってきます。
隣にはロンドンから1人旅中のバックパッカーが座ったので、試合開始までは雑談とビールで乾杯。
旅での”一期一会”の出会いは本当に最高です!
試合は全部で10試合組まれていてKO決着など試合展開にもよりますが3〜5時間ほどの予定でした。
そしていよいよ試合開始!
テレビ放送のアナウンサーも入って上の照明やカメラまで完璧なセッティングで本格的です。
アナウンスはタイ語で何言ってるかさっぱりわかりませんが。。笑
国歌斉唱が終わり、最初の2、3試合はアマの試合で3ラウンドのみの試合でした。
そこからはプロに変わり5ラウンドの試合に変わって迫力のある試合へと変わっていきます。
通常、ムエタイは上記でお伝えした背景があるのであまりKO決着がないと言われているんですが、今回はKO多発で3回も見ることができてラッキーでした!
KOでなくても試合自体も激アツ展開が多くて最後まで本当に楽しませてくれました!
また、周りにいる観光客10人ほどと賭けのゲームもしていたので、みんな応援している人の名前を叫んだり、思わずスタンディングで応援したり、肩を組んだりなど最高に盛り上がりました。
賭けをしている地元民の盛り上がりが1番すごかったですが、僕らも負けないぐらい盛り上がりましたね!
KOが多かったので2時間ほどで試合が終了して、2000バーツ勝ち。
その後、僕らはカオサンロードで飲みに行きました笑
今回は1人での観戦でしたが、結果的にはムエタイ観戦自体も楽しく、友達もたくさん作れ、本当に最高の思い出になりました!
やっぱり旅はいいですね!
皆さんもバンコクに来たらここ『ラチャダムナン ボクシング スタジアム』までムエタイ観戦に来てみてくださいね!
自信を持ってオススメできます!
まとめ!
いかがでしたでしょうか?
本記事では、タイ・バンコクでのムエタイ観戦の場所から行き方、楽しみ方などを徹底解説させていただきました。
正直言って、せっかくバンコクまできたならムエタイ観戦しないともったいないですよ!!
日本で格闘技を見る値段に比べたら安いし、何よりいろんな人と交流できて楽しいです。
迫力満点の本場ムエタイをぜひ、バンコクに来たら楽しんでみてください!
この記事が少しでも参考になれば幸いです!