バンコク
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【バンコク最大のスラム街】クロントイ・スラムに潜入してみた

TAIKI

こんにちは、タイキです。

「スラム」って皆さんどんなイメージを持っていますか?

多くの方は『危険』『犯罪が多い』『貧乏』などのイメージが強いと思います。

実際、スラムは貧困層が集まる地域なのでインフラ設備が整っていなかったり、過度な人口密度で治安が悪い場所ではあります。

ですが、スラムと言ってもその中でもいくつか種類があると僕は思っています。

それは大きく分けると

  1. 麻薬の売買や窃盗や殺人などが多い暗いスラム
  2. 犯罪などは比較的少なく1つの村のように明るいスラム

この2つだと思います。

もちろん、貧困率と犯罪率は比例するので安全ではないないので注意が必要です。

今回はタイ・バンコクにある【クロントイ・スラム】潜入してきましたので、この目・肌で感じた現地のリアルをお伝えしていきます。

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クロントイ・スラムとは?

クロントイの名前の由来

「クロントイ」の名前の由来は、クロンはタイ語で運河、トーイは竹の葉に似た植物で、当時は「トーイ」 という植物が生い茂っていた為この名が付けられたと言われている。

・クロントイ地区

バンコク最大のスラムと呼ばれるようになった歴史背景

1937~1939年にかけて、川沿いの耕作地をタイ政府がクロントイ港建設の為に土地を収容したそうで、当時は、港の道路建設や積荷の荷下ろしなど労働力が必要だった。

そのため、バンコク圏外から多くの労働者が集まるようになり、港周辺の公有地に安い地価を求める日雇い労働者によって質素な家が密集したスラムが形成されていきます。

そして、第二次世界大戦後に世界銀行の支援で進められた港湾開発にバンコク圏外から多くの労働者が集まったことが契機となり、『バンコク最大のスラム街』へと成長したそうです。

1960年代、国の急激な近代化、工業化政策に伴い労働者が必要とされ、さらに多くの方がバンコクへ出稼ぎ者が急増し、

労働者は低賃金の為、住む場所は限られ工場などの職場に近い空き地に不法占有し住み着くようになり、バンコク都内だけで1800ヶ所以上のスラムが形成され、300万人以上もの人がスラムで暮らすようになり、

その中でも最大規模のスラムが「クロントイ地区」

また、かつては麻薬中毒者が徘徊していたり、放火による火災も頻繁に発生するなど『バンコクNo.1危険地区』と呼ばれていましたが、最近は比較的改善されつつあるそうです。

場所・アクセス

クロントイスラムは、中心部から6kmに位置するクロントイ港に隣接し、周囲は高速道路や団地などに囲まれている為、一見ではスラムの存在を窺い知れない隔離されたエリアに存在しています。

アクセス・行き方

アクセス・行き方

Khlong Toei(クロントゥーイ)駅 〜 徒歩10〜20分ほど

※タクシーなどを利用した方が便利です

入り口について

スラムの入り口はいくつかありますが、主にハイウェイ沿いの線路クロントイ港周辺からアクセスするのが1番わかりやすいかなと思います。

実際に行ってみての感想

 スラムに向かう途中にある川の様子です。

川の流れがあまりなく、奥の方にはゴミがたくさん溜まっていて少し悪臭が漂い、スラム街へ近づいている雰囲気を感じ取れます。

川をわたり線路がある高架下あたりに向かうと線路が見えてきます。

今回は時間がなかったので片側のみ行くことに。

やはりスラムということで脇にはゴミが大量にあり、悪臭が漂っています。

他にも犬のフンや線路脇に腐った水溜りなどがあり、スラムを感じさせます。

上の地図の右側の方のスラムへ行ったのですが、線路の入り口から数十メートル進んだ場所に人が住んでいる建物がありました。

あまり奥まで進んでいないので細かいところまで分かりませんが、あまり人はいませんでした。

2,3人ほど。

(昼間だったので出かけているか、寝ているのかもしれない)

雰囲気はやはり静まりかえっていてスラム特有の雰囲気もあったが、そこまで危険な感じはしなかったですね。

ただ、犬がバンコク市内に比べて多くいて、遠吠えしている犬もちらほら。

奥に進んでいくと、ちょっと目つきと行動が危なそうな野犬がいまして、その時僕の友人もいたので、安全をとって引き返すことに。

ただ、夜はかなり暗くなり危険になりそうな雰囲気もあるので、夜は絶対に行かない方がいいと思います。

今回はそこまでスラムを散策したり、現地の方とコミュニケーションを取っていないので詳しい解説はできないので少し残念。

また次回、機会があったらこのスラムに訪れ、リベンジしたいなと思います。

クロントイまで来たなら行って欲しいおすすめスポット2選!

クロントイ・スラムまで来たなら下記の2つ観光スポットをセットで行くのがおすすめ!

  1. クロントーイ市場
  2. ムエタイ体験

それぞれサクッと解説します!

クロントーイ市場

まずクロントーイ市場は、バンコクの台所を呼ばれている巨大な生鮮市場です。

この市場は観光地ではないので観光客は少なく、地元の人や食堂・レストランを営む人が早朝から食材を買いに訪れるド・ローカルの市場です。

活気あふれる面白い市場なのでぜひ行ってみてください!

ムエタイ体験

ムエタイ体験でおすすめのジムが、クロントイスラムの近くにあります。

カオサン付近にはあまり観光客がムエタイ体験できるようなスポットがないので、せっかくクロントイ地区まで来たら、タイの国技であるムエタイを楽しんでみるといいでしょう!

詳しくは、下記の記事にて解説しているので参考にしてみてください!

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