【アメリカNo.1の絶景】思わず息を飲んでしまう世界最大規模の峡谷グランドキャニオンに行ってきた!
アメリカ・アリゾナ州と聞くとグランドキャニオンを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?
グランドキャニオン国立公園は、世界中から観光客が押し寄せる大人気の観光スポットで、1979年に世界遺産に登録されています!
僕はアメリカに約2ヶ月滞在していた期間にこのグランドキャニオン国立公園に行ってきました!
アメリカNo.1の世界遺産と言えるこのグランドキャニオンを見た瞬間は、言葉で表現することができずに初めて『思わず息を飲んでしまう』という表現にピッタリの現象を体験しました。
本日は僕自身が実際に訪れて感じたことやグランドキャニオンの歴史、行き方、注意点、その他お役に立てる情報を徹底解説していきます!
グランドキャニオンとは?
グランドキャニオンは、アメリカ合衆国アリゾナ州北部に位置する全長約446km、深さ約1.8kmにわたり横たわる、世界最大規模の峡谷です。
この峡谷はコロラド川がコロラド高原を浸食し、数百万年かけて作り上げたもので、総面積は4927㎢に達すると言われています。
赤茶色の岩肌には20億年分の地層が刻まれ、現在もそれが進んでいます。(100年に2cm)
世界で最も多くの化石が発見された貴重な場所として、地球の歴史を知るうえで、地質学上最も重要な場所とされています。
グランドキャニオンの雄大な姿は、大地の隆起、川の侵食、寒暖の差や風雨がもたらす風化作用など、大自然の働きによって形成されたもので、まさに地球が作った芸術と言えるでしょう。
グランドキャニオンの歴史
グランドキャニオンの歴史は非常に古いもので、それは何百万年にもわたる時間の経過と共に形成されました。
その景観は約60億年前に始まり、地球の地殻が動き、そこで起こった割れ目から溶岩が噴出、それが冷え固まってできた地層が基盤となります。
さらに数百万年をかけて、風雨や寒冷化が影響し地層が浸食され、現在のような形状に成長しました。
また、約2000年前には初めて人間が住み始め、グランドキャニオン周辺では多くの古代文化が栄えました。
20世紀初頭にはアメリカ大統領のテオドア・ルーズベルトによって国立公園とされ、その保護が始まりました。
グランドキャニオンの地理
地理的に見ても、グランドキャニオンは非常に特異な存在です。
その場所はアメリカ合衆国アリゾナ州に位置し、コロラド高原の一部を成しています。
この広大な峡谷はコロラド川によって刻まれ、それが何百万年もの時間をかけて作り出した景観が今日のグランドキャニオンです。
また、峡谷の地層は多岐に渡り、最古のものは約17億年前の岩石にまで遡り、地球の歴史を垣間見ることができます。
その多様な地層が創出する色彩豊かな景観は、日々変わる太陽の光によって様々な表情を見せます。
グランドキャニオンの自然生態
グランドキャニオンの自然環境は非常に豊富で、多種多様な生物が生息しています。
その種類は75種の哺乳類、300種以上の鳥類、25種の爬虫類、5種の両生類、そして18種の魚類を含みます。
これらはそれぞれ、グランドキャニオンの違う高度と気候に適応して生息しています。
無数の植物菌類もここで生息しており、その数は400種を超えます。
また、その地形の多様性と広大さゆえにグランドキャニオンは様々な生態系を持つ独自の環境となっており、それぞれが自然のバランスを保ちながら共存しているのです。
グランドキャニオン観光する際の注意点
野生動物との距離感
グランドキャニオンは野生動物の生息地でもあるため、鳥類や毒蛇、馬など数多くの野生動物がいます。
もし出会してしまった場合などは刺激をしないよう適切な距離を保ち、その場から去るようにしましょう。
崖周辺に行く際と写真撮影時
グランドキャニオンの地形は、予測しきれないことが多く、油断が命取りになることもあります。
一部のエリアでは岩が剥がれ落ちることもあるので登山道や指定のパスを外れる行動は非常に危険です。
毎年このグランドキャニオンでは崖から落ちてしまい死亡者が発生しています。
原因は突風などに煽られバランスを崩したり、自撮りをする際に崖との距離感に気づかずに落ちてしまうというものです。
そんなバカなと思うかもしれませんが、グランドキャニオンには柵がない場所が多くあるのでバランスを崩して落ちてしまったら死んでしまうということを覚えておき、注意するようにしましょう!
迷子になり、遭難するケースも!?
また、グランドキャニオンはその広大さから、迷ってしまう人もいるそうです。
特に夜間は暗く、目印を見失いやすいため、日没前には必ず宿泊地に戻るように心がけましょう。
グランドキャニオンへの行き方・アクセス方法
グランドキャニオンへの行き方は、主にツアーに参加するかレンタカーなどの車で行くかの手段があります。
最近では列車で行くことも可能でこれは多くの方に人気を集めています。
1つ1つ紹介していきます!
ツアーで参加する場合
ツアーで参加する場合は、特にラスベガスからは距離が近く、ツアーも多く開催されいるので初めて訪れる方にとっては親しみやすい経路となっています。
また、最近では直接グランドキャニオンへとアクセスするための専用バスツアーも開催されているのでチェックしてみるといいでしょう!
レンタカーなど車で行く場合
独自のコースを計画したい方々にはレンタカーを利用しての自由な移動がおすすめです!
全て個人でやらなければいけない手間やお金の問題はありますが、それ以上に最高の思い出を作ることができます!
列車で行く場合
列車でグランドキャニオンにアクセスする方法は、今現地のアメリカ人や観光客から人気を集めています。
値段によって席のクラスが分かれておりVIPルームではアリゾナ州の広大な地形を眺めながらお酒や料理を楽しむことができます。
気になる方は公式サイトを見てみてください!
実際に訪れてみて感じたこと!
僕たちは前日にRoute66の小さな町Williamsのモーテルに宿泊していたので、早朝Williamsからグランドキャニオンに向かいました。
Williamsからグランドキャニオンは1本道で周辺に見えるのは広大な土地とサボテンのみ。
1〜2時間ほどでグランドキャニオン国立公園の入場ゲートに到着です。
入場料を支払い、グランドキャニオンの壮大な絶景をみるためのビュースポットへ向かいます。
車を駐車場に止めて、ビュースポットに向かう際にグランドキャニオン鉄道がちょうど到着していました。
値段はそこそこしますが、次回このグランドキャニオンにくることがあればVIPルームでお酒を飲みながら訪れたいですね!
そして、いよいよビュースポットに到着。動画を見てみてください!
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僕はこのグランドキャニオンの景色をみた瞬間は、言葉では表現しきれずに最初は写真を撮るのも忘れ、ただただずっと眺めていました!
冒頭でお伝えした通り「思わず息を飲んでしまう」というのはこのことなんだと思いましたね!
そしてこの奇妙な形状の岩層が重なり合っている姿地層は圧巻でしたが、地層が作る柄や深さから目が錯覚を引き起こすような感覚になり目がチカチカしました。
これこそ現地でしか味わうことのできない貴重な体験ですね!
そして、グランドキャニオンといえば断崖絶壁での写真撮影は必須ですよね!
僕は断崖絶壁に立つことへの恐怖はありませんでしたが、万が一突風が来たり崖が崩れたら死んでしまいますので、もし皆さんがここで写真撮影をする際は気をつけてください。
実際、自撮りする際にバランスを崩して崖から落ちて死亡してしまう事故は毎年発生しているそうなので、崖付近での自撮りは最新の注意を払うように心がけましょう!
このビュースポット付近はこの景色をゆったりと眺めている観光客やスケッチをしている方など多くの方が壮大な自然の奇跡の前でリラックスしていました。
今回、実際にこの目で世界トップクラスの絶景を見て感じたことは、自然の壮大さと美しさに触れることでは、人間の小ささと謙虚さを再認識できると同時に大自然にパワーをもらえ、これからさらに最高の人生を作っていこうとさらに思うことができました!
今回は日帰りだったので朝日や夜空を見ることはできませんでしたが、グランドキャニオンは朝日や夕日、夜空はとても美しく神秘的と言われ世界的にも高い評価を得ています。
この大自然からいただいたパワーを生かして自分自身を成長させ、必ずこのグランドキャニオンの朝日を見るために日々頑張りたいと思います!
皆さんもアメリカ・アリゾナ州に訪れた際は、グランドキャニオンに行き、この壮大な自然の絶景の魅力に酔いしれてみてほしいです!
まとめ!
いかがでしたでしょうか?
この記事では実際に僕がグランドキャニオンを訪れた感想と注意点や行き方、その他グランドキャニオンについての豆知識や歴史について紹介しました!
本当に壮大な自然の偉大さと美しさを感じしました。
『百件は一見にしかず』という言葉があるように気になる方は自分の目で確かめるのが1番早いです。
世の中、様々な誇張表現が使われています。
『旅をしたら人生が変わる』、『世界の絶景を見たら人生が変わる』という言葉がありますが、僕はこの言葉は信じてはいません。
ですが、今回このグランドキャニオンを見た瞬間は自分の中の何かが動いたような感じがして、これらの言葉の意味がなんとなくわからなくはないと言えるようになりました。
とにかくこのグランドキャニオンは今までの僕が見たどの景色よりもインパクトがあり絶景でした。
より多くの方に見てもらいたい絶景、世界遺産です。この記事が少しでも参考になれば幸いです。