【2024年最新版】タイ・コムローイ祭りの会場場所・行き方・入場チケット・注意点まで徹底解説!
2024年のコムローイ祭りって、いつ開催されるんだろう?
そもそもどこで開催されるの?会場チケットはどこで買うの?
他にも参加する前に知っておくべき注意点とか、詳しく教えて欲しい!
本日はこういったお悩みにお答えします。
コムローイ祭りは、タイ・チェンマイで毎年開催される幻想的なランタン祭りで、夜空に無数のランタンが舞い上がる美しい光景は世界中から多くの観光客を魅了しています。
特に2024年の祭りは、日程や会場、チケットの入手方法など、参加する際に知っておくべき情報がたくさんあります。
この記事では、コムローイ祭りの概要から行き方、チケットの購入方法、会場での注意点まで、参加を考えている方に向けた完全ガイドとして徹底解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
チェンマイ・コムローイ祭りとは?
コムローイ祭りは、タイ・チェンマイで毎年11月に行われる伝統的なランタン祭りです。
この祭りは「イーペン祭り(Yi Peng)」とも呼ばれ、古くから続く宗教的な儀式として、悪い運気を取り除き、幸福を祈願するために行われてきました。
『塔の上のラプンツェル』のモデルとなり一躍その名を世界中に知られることとなったそうです。
ランタンが夜空に放たれる姿はまるで星が舞い上がるような幻想的な光景で、多くの人がこの美しい瞬間を目に焼き付けるために訪れます。
特に、チェンマイ周辺のメージョー大学やターペー門などの主要会場は、一斉にランタンが上がるスポットとして見どころ満載でインスタ映えも抜群です。
この祭りは単なる観光イベントではなく、タイの文化や信仰が深く関わっており、現地の人々にとっても大切な行事です。
参加する際は、その背景を知っておくことで、より深く祭りを楽しむことができるでしょう。
2024年コムローイ祭りのスケジュール
タイでは毎年旧暦12月(現在の10月〜11月末頃)の満月とその翌日の夜に2日間「コムローイ祭り」が開催されます。
毎年日程が変わるので、具体的な日程は、祭りが近づくにつれ正式に発表されます。
11月15日(金)・16日(土)の2日間
このコムローイ祭りには毎年、世界中から多くの観光客が訪れるので、航空券は早めに予約しておかないと、価格が上がっていってしまうかも…
そのためスカイスキャナーの一括検索で早めに価格をリサーチしてチケットを押さえておきましょう。
会場場所について
コムローイ祭りの会場は観光客からの人気度の高さから、年々会場が増え続け、前年の2023年では10以上の会場で開催されました。
大きく分けると、下記の2つで分けられています。
- 外国人向け会場(一斉にランタンが上がる)
- 地元民向け会場(ポツポツと上がる)
写真や『塔の上のラプンツェル』のように一斉にランタンが上空に上がる光景を見られるのは、外国人向け会場です。
写真映えを狙うなら「外国人向け会場」にいくべきです。
最も人気のある会場は「イーペンランナーインターナショナル 2024」と名で、下記のメージョー大学付近で行われます。
紹介動画がありましたので載せておきます。
4,000人規模で行われるのでチェンマイ最大の開催場所です。
以前まではチェンマイの町の各家庭や川沿いの水辺など至る所でランタンが挙げることができましたが、
ここ最近はコムローイの影響で飛行機が飛ばせなかったり、火事が起こるなどの問題から、許可を得た場所でしかできなくなってきているそうです。
そのため、観光客は決められた会場で「コムローイ祭り」に参加しましょう。
以降では「イーペンランナーインターナショナル 2024」での参加情報について紹介します。
会場チケットと事前予約について
コムローイ祭りに参加するには事前の予約が必須です。
会場チケット料金は下記の通り。
- 標準シート:¥23,230
- プレミアムシート:¥27,453
オプション:送迎ありorなし
最低でも¥20,000円前後とそこそこお値段張りますが、それだけの価値はあると思います。
正式会場では、ランタンを飛ばすだけでなく、食事から仏教の儀式や瞑想、点灯式などのパフォーマンスまで本格的に行われています。
下記の写真のように会場はかなり大きいですが、席には限りがあり、直前だと売り切れる恐れもあるので、早めに予約しておきましょう!
事前予約しておけば、コムローイ祭りに必要なランタンなどの道具や夕食は全て用意されているので当日は多少の現金とスマホだけでも参加可能です。
会場への行き方・アクセス方法
送迎サービスを利用すれば、特に問題はないと思いますが、ここでは個人でアクセスする方に向けて解説します。
チェンマイはタイ・バンコクとは違って鉄道やバスなどの公共交通機関が発達していませんので、基本は「タクシー」or「トゥクトゥク」でアクセスになります。
タクシーを利用する場合は、街中で捕まえるのではなく、『Grab』というタクシー配車アプリを利用することをおすすめします。
『Grab』は、事前に出発地〜到着地をピンで指定すると、料金が決定され、出発地まで迎えにきてくれます。
あらかじめ料金が決まっているので、ぼったくられる心配もないので安心できますよ!
コムローイ祭り当日のスケジュールの流れ
祭り当日の流れは下記の通り。
入場し、お土産・記念品を受け取る。
ランナー地方の本場の軽食やデザート、飲み物を楽しみ、財団が後援する奨学生による文化パフォーマンスをご鑑賞
大まかな流れがこのような流れです。
正式会場に行けば、ただランタンを飛ばすだけでなく、食事から伝統的な行事やパフォーマンスを観れるので最後まで楽しめると思いますよ!
参加前に知っておきたい注意点
コムローイ祭り参加時の注意点は主に4つ。
- 服装について
- 子連れの参加の人
- ランタン
- ホテル予約について
それぞれ解説します。
1. 服装について
タイの11月は比較的涼しいですが、ランタンを飛ばす場所は大勢の人で混雑するため、温度調節がしやすい格好がいいと思います。
また、寺院の近くでの祭りもあるため、露出が多すぎる服装はマナーとして避けるべきでしょう。
2. 子連れ参加の注意点
子どもを連れて参加する場合、特に混雑する場所では迷子になりやすいので、必ず目を離さないようにしましょう。
また、ランタンの火は小さな子どもにとって危険ですので、放つ際にはしっかりと大人がサポートしてください。
3.ランタン
ランタンを飛ばす際は、周囲の状況に十分注意しましょう。
特に風が強い日や混雑した場所では、ランタンが思いがけず他の人にぶつかってしまうことがあります。
ランタンを飛ばす前に、火が完全に安定しているかを確認し、地面に置いた状態でしっかり膨らませ、他の人のランタンと干渉しないタイミングで放ちましょう。
また、上空から火の玉として墜落してくる恐れもあるので、上部には十分注意を。
4.ホテル・航空券の予約
コムローイ祭りの時期は、特にチェンマイ市内のホテルや行きの航空券が非常に混雑し、料金も通常より高騰する傾向があります。
特に、祭りの会場に近いエリアは人気が高いので、予約が遅れると選択肢が限られてしまう可能性がありますので、できるだけ早めに予約することをおすすめします。
»Agodaでホテルを見てみる(割引クーポンあり)
»スカイスキャナーで航空券を検索する
【写真/動画で解説】コムローイ祭りの雰囲気
サクッとチェンマイ・コムローイ祭り(イーペンランナーインターナショナル)の雰囲気を写真で解説します。
夕方から会場へ向かいましょう。
4,000人規模の人が集まるので、少し余裕を持っていくといいと思います。
ランタンを空へ飛ばす前には、仏教の儀式、詠唱、瞑想から巡行と点灯式などが行われるので、いろいろなタイの文化を楽しむことができます。
一連の儀式等が終わるといよいよランタンを準備して上空へと放っていきます。
ランタンを飛ばす際は、下記のように複数人で持って飛ばすのが一般的です。
会場ではアナウンスが流れて、一斉にランタンが上空へと上がっていきます。
この瞬間はまさに絶景!シャッターチャンスですよ!!
いい感じの動画があったので載せておきます。
ただ、この動画を見ているとわかる通り、途中で燃え尽きて墜落してくるランタンもあるので、しっかり周囲の確認はしておきましょう!
以上が紹介でした。
あまり動画や写真を見すぎると、実際に体験した際の感動が半減してしまいますので程々に。
よくある質問(FAQ)
1.雨天でも再開されますか?
コムローイ祭りは、基本的に雨天の場合でも延期されることはなく、再開されます。
ただし、強風や嵐などの悪天候の場合は安全を優先し、一時的に中断されることもあります。
こればかりは運ですが、天気予報を事前に確認し、傘や雨具を準備しておくと安心です。
2. ツアーと個人どちらがおすすめ?
ツアー参加には、交通やチケットが含まれるため、初めて参加する方や時間を効率的に使いたい方におすすめです。
一方で、個人で参加する場合は、自由度が高く、自分のペースで楽しむことができます。
どちらを選ぶかは、予算や旅行スタイルに応じて決めると良いでしょう。
3. ランタンの事前購入は必要ですか?
ランタンは現地で購入することができますが、人気のある場所では早々に売り切れてしまうことがあります。
確実にランタンを手に入れるために、事前にオンラインで購入できるツアーやオプションを利用するのも一つの手です。
コムローイ祭りに関する歴史や豆知識について
コムローイ祭りの歴史
コムローイ祭り(Yi Peng)は、タイ北部で古くから続く伝統的な祭りで、その歴史は数百年にも及びます。
この祭りは、タイの仏教とランナー文化に深く根ざしており、主にチェンマイを中心に盛大に祝われます。
「コムローイ」とは、タイ語で「浮かぶランタン」を意味し、灯したランタンを空へと放つことで、煩悩や不運を手放し、幸運を祈願する行為として長い間続けられてきました。
この祭りは、チェンマイを含む北部の地域で特に重要視され、仏教の祝日である「ロイクラトン」と同じ時期に行われることが多いです。
もともと、タイの人々はランタンを空に放つことで、仏陀への感謝の意を示し、心の浄化を願っていました。
そのため、コムローイ祭りは単なる観光イベントではなく、タイの人々にとって重要な宗教行事でもあるのです。
ランタンが夜空に舞い上がる光景は、「魂が天に昇る」ことを象徴しており、この行為を通じて個人の煩悩が取り除かれると信じられています。
特にチェンマイでのコムローイ祭りは、タイ国内外から多くの観光客が訪れるようになり、その美しさと感動的な光景は世界中で有名になりました。
「ロイクラトン祭り」と「コムローイ祭り」の違いは何?
タイでは毎年旧暦12月(現在の10月〜11月末頃)の満月夜に「ロイクラトン祭り」があり、この「コムローイ祭り」もその祭りのイベントの1つ。
違いは以下の通りです。
ロイクラトン祭り | コムローイ祭り | |||
---|---|---|---|---|
場所 | タイ全土で行われる | タイ北部、特にチェンマイで行われる | ||
儀式 | バナナの葉で作った船「クラトン」を川や湖に流す | ランタンを空に放ち、煩悩や悪運を手放す | ||
目的 | 水の神様に感謝し、罪を清め、来年の幸福を祈る | 浄化を祈願し、幸運を願う |
簡単に説明すれば、「水にクラトンを流す」か「空にランタンを放つ」の違いで、ランタンを放ちたいならチェンマイに訪れる必要があります。
詳しい歴史や内容は、「タイ国政府官公庁」で詳しく解説してくれているので、気になる人はどうぞ。
まとめ!
コムローイ祭りは、タイ北部チェンマイで行われる幻想的なランタン祭りで、ロイクラトン祭りの一部として開催されます。
美しい夜空に無数のランタンが舞い上がる光景は、多くの人々を魅了し、煩悩を手放し、幸福を祈るという深い宗教的意味を持っています。
2024年のコムローイ祭りに参加する際は、スケジュールやチケット情報、会場へのアクセス方法を事前に確認し、特に安全面や服装、混雑を避けるための対策をしっかりと準備しておくことが重要です。
また、ホテルの予約は早めに行い、祭り期間中の滞在を快適に楽しむための計画を立てましょう。
この記事を参考にして、幻想的なコムローイ祭りを心ゆくまで楽しみ、タイの伝統文化に深く触れてみてください。
※一部の写真は「イーペンランナーインターナショナル」より引用。