【2024年最新版】ベトナム最高峰のファンシーパン山の観光完全ガイド!【行き方から料金、見どころまで徹底解説!】
ベトナム最高峰のファンシーパン山に行く予定だけど、どうやって行けばいいんだろう?
ケーブルカーがあるって聞いたけど、どれくらいの料金なのかな…
景色がいいって聞いたけど、それ以外に観光できる見どころはあるの?
誰か詳しく教えてください!
本日はこういったお悩みにお答えします。
ベトナム北部に位置するファンシーパン山は、標高3,143メートルを誇るベトナム最高峰であり、インドシナ半島全体の中でも最も高い山です。
別名「インドシナの屋根」とも呼ばれ、冒険心をくすぐる観光スポットとして知られています。
サパの町からアクセスできるこの山は、豊かな自然景観と神秘的な霧の中に佇む壮大な景色で、毎年多くの観光客が訪れる人気スポットです!
この記事ではファンシーパン山への行き方や料金、そして山頂から楽しめる絶景や見どころについて詳しく解説します。
ファンシーパン山への行き方・アクセス方法
サパの街からファンシーパン山への行き方は主に2つ。
- ケーブルカーとロープウェイ
- 登山
それぞれ解説します。
ハノイからアクセスする予定の方は、下記の記事を参考にまずはハノイ〜サパまでアクセスしてくださいね!
ケーブルカーとロープウェイで行く
昔は山頂に行くには登山でしか行けませんでしたが、2016年にロープウェイが完成し、登山をせずとも山頂まで行くことができるようになりました。
一般的な行き方は下記の通り、ケーブルカーやロープウェイを乗り継ぎます。
ケーブルカーでアクセス
ロープウェイでアクセス。
このロープウェイは、全長が6293m、出発点と終着点の標高差が1410mあり、全長と標高差の2項目で世界一に認定されています!
ケーブルカーでアクセスする
約4600円〜(往復搭乗券)
※プランや為替によって変動します。
帰りは、山頂からはファンシーパン駅までは歩きですが、それ以降は行きと真逆に進めばOK。
「ロープウェイ」以外は徒歩で行くことも可能なので、少しは自分の足で登りたいという方は、ぜひチャレンジしてみてください!
なお、山頂までの道は標高も高く、約700段の階段を10~15分かけて登らないといけないので体力に自信がない人は、ケーブルカーをおすすめします!
天候がいい日は、観光客で各チケット売り場がかなり混み合うので、事前にネットで購入しておくと、QRコードで直接搭乗できるのでおすすめです!
チケットは各ロープウェイの単体から全てセットになったものもまであるので、自分のプランに合わせて選びましょう!
登山で行く
ファンシーパン山は登山で登ることも可能です。
有名な観光ととはいえ、標高3,143m、ベトナム最高峰・インドシナ半島最高の山の為、登頂するには、片道12km(往復24 km)を登らなければいけないので、かなり体力は必要です。
富士山が3,776mなので、イメージは富士登山と思ってもいいかも。
そのため、舐めてかかると痛い目に遭います…
なお、ガイドなしで登山をすることは禁止だそうです。
各チェックポイントに監視の係員がいるそうなので、ガイドなしがバレると、即席ガイドを呼ぶまでその場で待機させられるそうです。
実際、入山許可・入山料があり、無許可での入山はルール違反ですので注意してください。
現地でガイドをお願いするか、ツアーに申し込み登るようにしましょう!
ちなみに日帰りと1泊2日のコースがありますが、日帰りコースはかなりキツイので、体力に自信がない人は1泊2日のコースをおすすめします!
ファンシーパン山の見どころ5選!
ファンシーパン山の見どころは主に下記の5点。
- 山頂からの絶景
- ケーブルカーからの景色
- 巨大仏像と宗教的建造物
- トレッキングルート
- 四季折々の自然景観
それぞれ解説します!
1.山頂からの絶景
ファンシーパン山は、標高3,143メートルを誇るベトナム最高峰であり、インドシナ半島全体の中でも最も高い山です。
その頂上から眺める景色は、360度に広がる壮大なパノラマビューで、天気が良ければ、遠くの山々やサパの町を一望でき、時にはラオスや中国まで見渡せることもあります。
日の出や夕日の時間帯に訪れると、山頂が黄金色に染まる美しい光景を楽しむことができます。
2.ロープウェイからの景色
サパ町~ホアン・リエン~ファンシーパン山頂付近を結ぶこのロープウェイは、3線から成り、全長が6293m、出発点と終着点の標高差が1410mあり、全長と標高差の2項目で世界一に認定されています!
ロープウェイでの移動中には、茂った森や急峻な谷、霧がかった山肌を眼下に見下ろしながら、まるで空中を散歩しているかのような体験が味わえます。
時折、霧や雲の中も突き進むので冒険心が騒ぐし、SNS映えもするでしょう!
3. 巨大仏像と宗教的建造物
山頂付近には、仏教に基づく宗教的建造物が点在しており、その中でも特に目を引くのが巨大な仏像です。
この銅造仏像は高さ21.5m、重さ62tで、海抜3075mの高さにあり、雲海に浮かぶようにして立ち、神秘的な雰囲気を漂わせています。
雲海の量と写真を撮る角度によっては雲の上に浮かぶ、仏像を取れるので神秘的でSNS映えする写真も撮れると思いますよ!
4. トレッキングルート
ケーブルカーを利用せずに登山を楽しむ方には、いくつかのトレッキングルートが用意されているので、ベトナムの大自然を感じることが出来ます。
途中には、田園風景が広がっていたり、珍しい植物や野生動物を観察できるスポットもあり、アウトドア・自然が好きな人におすすめです!
5. 四季折々の自然景観
ファンシーパン山は、四季ごとに異なる美しい自然景観を楽しめます。
- 春:山全体に山野草が咲き誇り、色とりどりの花々
- 夏:緑が生い茂り、豊かな自然の息吹を感じられる景観
- 秋:山が色鮮やかな紅葉に包まれ、絵画のような風景
- 冬:雪が積もることがあり、真っ白な雪景色が広がり、幻想的な雰囲気
ファンシーパン山は、一年を通して訪れるたびに異なる美しさを見せてくれる、まさに四季折々の自然の宝庫です。
訪れるべきシーズン
ファンシーパン山を訪れるのに最適なシーズンは、乾季である10月から4月の期間です。
この時期は天候が比較的安定しており、空気が澄んでいるため、山頂からの眺望が特に美しく、遠くの景色まで見渡すことができます。
特に3月から5月は、山野草が咲き誇り、緑が生い茂るため、自然の美しさを存分に楽しむことができるでしょう。
一方、5月から9月の雨季は、頻繁に霧がかかり、雨が多くなるため、視界が悪くなることがあります。
この時期に訪れる場合は、天候によっては山頂からの景色が見えにくいこともあるため、事前に天気予報を確認しておくことをお勧めします。
ただし、雨季でも緑豊かな景観が魅力的で、ケーブルカーやトレッキングを楽しむことは可能です。
注意点
ファンシーパン山観光の主な注意点は下記の3つ。
- 服装について
- 天候の急変
- 高山病
それぞれ解説します。
服装について
まず服装についてですが、ファンシーパン山は標高が高いため、季節や天候によって温度差が激しくなることがあります。
特に山頂付近では気温が急激に下がることや強風が吹くこともあるので、気温よりも体感温度が下がって普通に寒いことが多いです。
僕はユニクロのウルトラライトダウンを利用しました。
最低でも風邪を凌げるジャケットはあったほうがいいでしょう!
天候の急変
高山地域であるため、天候が急変することがよくあります。
晴れていても急に霧や雨が発生することがあるので、天気予報を確認し、適切な防寒具や雨具を持参しましょう。
カッパなどは普段は利用せず荷物になるので、ゴアテックスのジャケットが1番良いです。
ただ高額なので、ワークマンのジャケットなど撥水性のあるジャケットを用意しておくといいでしょう!
高山病
標高が3,000mを超えているため、高山病にかかるリスクがあります。
特に山頂付近では酸素が薄くなるため、もし体調が悪くなった場合は無理をせず、すぐに休憩するか、下山を検討しましょう。
よくある質問
よくある質問をまとめましたので、参考にしてみてください。
- ケーブルカーの事前予約は必要ですか?
-
チケット自体は当日現地購入も可能です。
ただ、乾季や週末は混雑が予想されるため、事前にチケットを予約しておくと、並ばずにQRコードで搭乗できるのでラクです。
- 山頂で食事や飲み物は購入できますか?
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山頂には軽食や飲み物を販売しているカフェや売店があります。ただし、品揃えが限られているため、必要なものは事前に準備しておくのが安心です。
まとめ!
いかがでしたでしょうか?
この記事ではファンシーパン山の行き方からロープウェイの料金、見どころ、注意点など網羅的に解説させていただきました!
サパの中でもトップクラスで有名な観光地ですので、ぜひ一度足を運び、自分の目でサパの絶景を見てみてください!