【2024年最新】クチトンネル完全ガイド!行き方から料金・レビューなどを徹底解説!
ホーチミン旅行で「クチトンネル」に行きたいけど、どうやって行くの?
そもそもクチトンネルって何ができるの?
ツアーや料金、おすすめのプランがあれば詳しく教えて欲しいな…
本日はこういったお悩みにお答えします。
クチトンネルは、ベトナム戦争の象徴ともいえる歴史的な場所で、現在はベトナム戦争の歴史を多くの人に知ってもらうために実際に使われていたトンネルの一部を一般公開し、毎年多くの観光客が訪れる人気スポットです。
狭いトンネルを体験できるだけでなく、射撃体験やメコン川ツアーとのセットプランも楽しめる場所として知られています。
この記事では、クチトンネルの魅力から行き方、料金、ツアー選びのポイント、さらには射撃体験や安全性についても徹底解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
クチトンネルの詳細と歴史とは?
ベトナムにあるクチトンネルは、全長250kmにも及ぶ複雑な地下トンネルネットワークを持ち、ベトナム戦争の歴史や当時の生活を物語っています。
このトンネルには、数多くの部屋や施設、トラップ、兵器庫が点在しており、戦争を遂行するための必要最低限の設備が整えられていて、「地下都市」とも呼ばれる場所です。
クチトンネルは、ベトナム戦争中にベトナム軍とアメリカ軍が激しくぶつかった戦場でもあります。
地下の独特な地形や無数のトラップによって、ゲリラ戦で敵軍を混乱させ、難攻不落の「鉄の三角地帯」として恐れられました。
このトンネルは、敵の目を逃れながら移動できるように設計されており、ベトコンの戦略の中心として機能した高度な技術と工夫が凝縮されています。
現代でも、クチトンネルはベトナム戦争を学ぶ上で重要な場所として位置付けられており、ツアーでは、当時使われていたクチトンネルの一部に実際に入り、見学することができます。
クチトンネルの場所と行き方・アクセス方法
クチトンネルは、ホーチミンの北西約70kmのところの町にあるので、個人でクチトンネルまでアクセスするのはかなり難しいです。
そのためクチトンネル観光はツアーに参加しましょう。
- 現地予約
- ネット予約
現地で予約する場合は、ホーチミン市のツアー代理店に行けば申し込みができますが、英語が話せなかったり、旅慣れしていないと思われると割高料金でぼったくられることもしばし…
不安な人はネット予約がおすすめです。
実際、ネット予約の方が日本円で決済できるので手数料的にもお得ですし、クチトンネルのツアーは豊富なのでネットでツアー内容を見ながら申し込みをした方が満足のいく旅行ができると思います。
クチトンネルのツアーの種類と料金について
クチトンネルのツアーの種類は豊富ですが主なツアーは下記の2つ。
ぶっちゃけ、ホーチミン市街は1日あればある程度観光地は回れるので、どうせクチトンネルまで行くなら、メコンデルタクルーズもセットで1日ツアーをするのもありだと思います。
料金は、ガイドの言語と団体かプライベートツアーかによって変動しますので、自分の好みに合わせて選択するといいでしょう。
実際にツアーの流れ・体験できること
ホーチミン市内からバンに乗ってクチトンネルに向かいます!
ホーチミンからクチトンネルまでは約70kmもあるのでそれまでの間はツアー会社の方から英語でベトナム戦争の歴史について学びます。
このようなプリントを渡されて読んだり、動画を見たり、クイズをしたりしてベトナム戦争について学んでいきます。
英語が話せない方は、日本語ガイド付きのツアーに参加するか、事前にベトナム戦争の歴史について学んでおくといいでしょう!
途中にトイレ休憩を挟むために休憩タイムがあり、そこではお土産なども売られていました。
作成風景から見る事ができ、卵の殻を張り合わせて作っていました。
まさに職人技ですね!
完成形はこのようなものでお土産に持っていくと喜ばれそうなものでした!
休憩を終え、バンに乗り込みクチトンネルに向かいます。
おおよそ1時間半近くでクチトンネルに到着しました。
到着後にいきなり現れるのは当時実際に使われていた戦闘機や戦車です。
写真で見るのと違って実際にこの目で見ると周囲の雰囲気もあって迫力がありました。
その奥には爆弾や破損した戦闘機の一部などが保管されていました。
一つ一つツアーの方が説明してくれながら、ジャングルの中に進んでいきます。
ジャングルの中に入るとベトナム軍の巧妙な仕掛けを実際に見る事ができます。
まずはこちら!これが何の仕掛けかわかりますか?
ちょっと崩れてしまっていてわかりにくいですが、落とし穴です。
この仕掛けは下に槍が仕掛けられおり、ゲリラ戦で多くのアメリカ軍を苦しめたそうです。
またその他にも多くの仕掛けがあります。
これはトンネル内で生活をするための空気孔です。
アメリカ軍に見つからないような工夫が凝らされています。
そして、クチトンネルといえばこの仕掛けを思い浮かべる方が1番多いのではないでしょうか?
蓋を閉めて落ち葉をかけて隠してしまえば穴がどこにあるかすらわかりません。
また骨格の大きいアメリカ人はここに入ることすら困難な穴の大きさです。
この枯れ葉の中に巧妙に隠された秘密の入り口は、その神出鬼没のベトコンの恐怖と脅威をよく表す場所です。
圧倒的な軍事力を誇るアメリカに対して、物資の少なかったベトナム軍の知恵と工夫が凝らされた作戦でアメリカ軍を心身ともに極限に追い込んだと言われています。
もし自分が当時この場にいたらと考えると想像を絶する過酷な環境を肌で感じました。実際に穴に入る体験もできます。
僕も体験させてもらいましたが、かなり狭く武器を持ったベトナム軍が本当に出入りしていたのか疑問になりました。動画もあるのでみてみてください!
そして、いよいよトンネル内に入っていきます。
入り口に階段がありますが、観光客用に作られたものです。
トンネル内は観光用に整備され体の大きい西洋の方も入れるようにトンネル内は多少拡張されているそうですが、それでも狭く少し息苦しく感じました。
観光客用のトンネルは短いですが、出口に着く頃には息が上がり汗まみれになっていました。
実際に体験してみるとその当時はこれよりも狭かったと考えるとどのように移動し、生活していたのか?その過酷さを身をもって感じました。
また、トンネル内には医務室や会議室のような場所も設置され、ジオラマを使って当時の生活が再現されています。
まさに地下にある村のようにここで衣食住や武器の製作、会議などがされていたそうです。
クチトンネル内の見学を終えると、次は希望者は射撃体験をする事ができます。
自分が体験したいライフルと球数を選択し料金を払って射撃体験をします。
初めて本物のライフルを持った方はその衝撃と音の大きさに驚くと同時に、その恐ろしさを知る事ができる体験になるでしょう。
以上でツアーは終了です。
クチトンネルツアーはベトナム戦争の歴史と悲惨さを身をもって知る事ができる貴重な体験です。
ホーチミンに訪れた際はぜひツアーに参加してみてください!
まとめ!
いかがでしたでしょうか?
この記事ではクチトンネルの歴史背景と役割、そしてツアー内容などを解説させていただきました。
ベトナム戦争は数十年にわたって続いた戦争で一言では説明ができない悲惨な戦争です。
現在、ロシアーウクライナとの戦争が勃発していますが、同じ人間が殺し合うなんて本当に悲しい事です。
僕らにできることは正直言ってあまりないのかもしれませんが、その事実を知り発信することは誰にでもできることです。
なのでこのクチトンネルに訪れる事がある方は、訪れる前に少しでもベトネム戦争について学んでみてください!