【2024年最新版】チェンマイ首長族の村への行き方&面白い豆知識までの完全ガイド!
チェンマイの首長族の村への行き方や料金を知りたい!
ついでに観光を楽しくできる豆知識もあれば知りたい。
本日はこんな疑問についてお答えします。
チェンマイの首長族は、タイ観光の中でもトップレベルで人気の観光地です。
僕は新型コロナウイルスの措置緩和がされた2023年5月初めに訪れてきました。
その経験をもとに首長族の村の行き方や料金、観光を楽しくさせる豆知識等を徹底解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
首長族の村への行き方・アクセス
チェンマイの首長族の村は、山岳地帯方面に位置しています。
そのため、市街地からは車で30分程度かかるためタクシーがおすすめです。
タクシーの料金とおすすめの乗り方
タクシーを利用する場合は、街中で捕まえるのではなく、『Grab』というタクシー配車アプリを利用することをおすすめします。
『Grab』は、事前に出発地〜到着地をピンで指定すると、料金が決定され、出発地まで迎えにきてくれます。
あらかじめ料金が決まっているので、ぼったくられる心配もないので安心できますよ!
もしタクシーを捕まえて首長族の村に行く場合は、『Long Neck People』といえばだいたい伝わりますよ!
料金相場は?
料金は往復で300~400バーツが相場です。
なお、タイは年々物価が上昇してきているので、『Grab』で検索して出てきた料金が相場と思えば大丈夫です!
ちなみに僕は街中で声をかけられたタクシーのおっちゃんのタクシーで首長族の村まで向かいました。
路上でタクシーを捕まえるメリットは、主に2点。
- 交渉次第では「Grab」よりお得
- 1日チャーターすることもできる
特に首長族の村の周辺には、人気観光スポットがたくさんありますので、
個人でタクシーをチャーターして行きたい観光スポットを一気に回る方が、満足度も高く、費用も安く抑えられます!
そのため、「タクシーの手配が面倒な人」や「トラブルを避けたい人」は、あらかじめ人気スポットを詰め込んだツアーもあるので、見てみてください。
おすすめは「ゾウとの触れ合いと首長族との交流」がセットになっているツアーです。
入場料について
実は首長族の村は、入場料が必要です。
観光資源の一つとなっているので、どうやら入場料が取られるみたいで、入り口に受付がありますので、ここで入場料を支払わないと村には行くことができません。
料金は500バーツ
※明確に決まっているわけではないみたいので、あまりにも高くない限り言われた値段は払いましょう。
実際に首長族の村を散策してみて
入場料を払い終えたら、首長族が暮らす村へ向かいます。
入場してからすぐにこのように商店が並んでおり、首長族の村は入り口から少し歩いた場所にあります。
途中にこんな置き物が置いてあるので記念に写真撮影してみてください。
うん。
リアルですね笑
この置き物が何を意味しているのかは謎ですが、なぜかタイはこのようなネタの置き物やお土産は多いです。
この置き物を通り過ぎると首長族の村に到着です。
思っていたよりは観光客がおらず、静かな村でした。
正直、首長族とその商店以外は特に何もないので、ただ村を散策したり、買い物をしたり、首長族と交流するぐらいしかやることはないです。
散策中は首長族からたくさんの視線を感じながら首長族の生活を見ることができ、強引な客引きもなく笑顔で挨拶をしてくれるので、市街の市場と違ってゆったりと回れました。
また、観光地化で外国人慣れしているのか英語が話せる人も結構いるので、英語でならコミュニケーションが可能です。
お願いすれば写真撮影もたくさん応じてくれます!
みんな優しくていい人ばかりでした!
首のリングについて質問すると、ぶっちゃけ肩こり半端ないらしく結構辛いそうです。笑
その他、小さな子供が商品となるスカーフ?みたいのを機織り機で作っていたり
首長族の村限定の(たぶん)首長族の置き物が売っていたりしたので是非購入してみてください!
写真なかったのでフリー素材拾ってきました笑
僕は写真を撮ってくれたお礼にタイパンツをここで購入しました。
どれも大体100〜200バーツ(400~800円)ほどでお手頃価格です。
皆さんも何か記念にお土産を買って首長族と交流してみてください!
Klook.com旅をより楽しくする首長族に関する豆知識について
タイの首長族とは?
首長族は、タイ北部ー西部とミャンマー東部ー南部にかけて居住するカレン族という、大きな母体となる山岳民族から派生した民族の1つだと言われており、観光化された各民族村に暮らしています。
ミャンマーとタイを合算した総人口は30,000人とも40,000人とも言われるが、民族範疇がはっきりしないことに加え、タイとミャンマーを行き来している者がいることや、ミャンマー側の統計が怪しいことなどから実数は判明していないそうです。
実際、タイに居住する首長族の多くは、隣国ミャンマーからのミャンマー難民だそうで、近年ではミャンマーに住む難民ではない首長族も、こうしたタイにある観光村へ自ら出稼ぎに来ているとのこと。
出稼ぎにきている首長族の中には、家庭環境の事情から上記でも少し触れたようにミャンマーとタイを行ったり来たりして生活費を稼いでいる者もいるようですが、
ミャンマーでの暮らしは苦しく、最終的にはタイの観光村での生活を余儀なくされる首長族も多いようです。
気になる首長族がリングをつけている理由は?
首長族が首にリングをつけている理由は。実は未解明のままですが、いくつか諸説があるようです。
- 美しさの象徴
- その昔虎が女性の喉を噛み切るのでそれを守るため。
- 内戦が続いたときに金を首にはめたところ、戦争が終結した。
- 他の部族の男性と交際を防止するため
(首長族を後世につなげるため)
など….
このように色々諸説はありますが関連する資料が殆ど残っていないため、首を長く見せる理由については、当の本人達すらも真相は分かっておらず未解明だそう。
現代においては経済的な理由も1つの動機に
先ほどもお話ししたように、タイに居住している首長族の殆どは、ミャンマーからの難民もしくはタイの観光業者に手引きされて「出稼ぎ」としてこうした観光村に滞在しているそうです。
首長族はタイ北部における観光商品の一つになっていることもあり、首にリングをはめている女性達にはタイ政府から毎月生活費の支給があるとのこと。
観光収入のために首長族を連れてきて観光村に閉じ込めておくことを「人間動物園」と批判する人もいますが、こうした政府の保障によって生活できている人がいるのも事実。
でもリングをはめる風習は強制とはしていないようであくまで親が本人の意志を尊重した上で開始するみたいです。
なので村にはリングをつけていない女性チラホラといました。
実は首が長いわけではない
『首長族』というぐらいですから、多くの人は首長族は首が長い族と思っている人も多いのではないでしょうか?
でも実際には首が長いわけではないんです。
首長族は5歳になると金色の首輪をはめるようになるそうで、年齢を重ねるごとに首輪の数、長さが増えていきます。
その重さは約5キロほどあると言われており、朝から晩まで何年もつけていると鎖骨や助骨、肩までもが下に下がってくるのです。
つまり、極端ななで肩が形成されることによって首が長く見えるようになっているそうです。
そりゃあ肩こりますよ笑
そう言った背景もあり首輪が日常生活や勉強の邪魔になるということで、最近では首ををつけない若者も増えてきているようです。
伝統的な文化が少しずつ消えていってしまうのは少し寂しいようにも感じますが、仕方ないようにも思えます。
まとめ!
いかがでしたでしょうか?
この記事では、首長族への村への行き方から料金、その他首長族に関する豆知識など幅広く解説させていただきました。
特に最後に解説した首長族についての豆知識は意外な点や初めて知った点も多くあったのではないでしょうか?
こう言った背景を知った上で訪れる観光も普段とは違った楽しみ方があるのでなかなか楽しいです。
また首長族の村の周辺には様々なアクティビティーや観光地があるので首長族の村に訪れる際は、一緒にセットに訪れてみてください!
個人的にはメーサ・エレファント・キャンプはかなりお勧めです。
チェンマイで最高の思い出を作ってきてください。