【2025年最新版】ブリットレイルパス完全ガイド!【使い方から料金、予約方法など実体験を元に解説】


イギリス旅行に行く為に「ブリットレイルパス」を購入するか迷っているんだけど、本当にお得になるのか知りたい!
予約方法や料金、使い方は?
「連続タイプorフレキシータイプ」や「1等席or2等席」の違いやどちらがおすすめかなど詳しく教えて欲しい!
こんなお悩みはありませんか?
正直、僕は予約サイトの説明だとイマイチ使い方とか仕組みのイメージが掴めず、理解できない部分がありましたが、実際に利用してみると想像以上に簡単で「最強のパスだと」理解できました!

実際今回僕は「ブリットレイルパス」を使ったことで¥75,000円もお得に旅をすることができた!
イギリス旅行を検討している方には、必見のパスになるはず…
今後イギリス旅行に行く方に向けて、僕の実例を元に詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください!
ブリットレイルパスとは?

ブリットレイルパスとは、簡単に言うと英国国内の鉄道が全て乗り放題になる最強パスです。(北アイルランドは除く)
また、空港エクスプレスも1回分含まれているので、イギリスに到着してから市内までのアクセス時にも利用できるようになっています。
最大の特徴は割引率が高いため数回乗車するだけでも元が取れる上、乗車予約も不要でパスを提示するだけで何度でも乗車できる手軽さ。
つまり…
- 乗車チケットの予約・管理・購入が不要
- チケットの種類・オプションに左右されずに済む
- ふらっと駅に行って乗りたい列車に自由に乗れる
- 列車の乗れば乗るほどお得になる
このように旅行者にとってのメリットが盛りだくさん!
通常、ネット予約で必要な下記のような時間管理やオプションの選択も不要なので、


時間にも縛られない自由度の高い旅が実現できます。
1日券から1か月券までさまざまな期間のパスが用意されていてるので、自分の旅に最適なプランを利用すれば、大幅に費用を削減できる旅行者のための最強パスと言えるでしょう。
ブリットレイルパスの料金・プラン

ブリットレイルパスのプランは下記の通り。
- タイプ:連続タイプorフレキシータイプ
- 日数:2,3,4,8,15日,1ヶ月
- 年齢:大人,青年,子供,シニア
- クラス:1等or2等
料金は選択するプランによって大きく変動するので、実際に自分の希望するプランを選択して確認してみてください!
1等席と2等席の違いは?

1等席と2等席の違いを、写真とメリットで比較してみました!
1等席(First class)

1等席(First class)の特徴は下記の通り
- ほぼ確実に座れる
- 食事やドリンクが無料
- 2等席より席が少し豪華
- 全ての席に机や充電コンセント・USBがある
- 列に並ぶ必要がない
- 電車の待ち時間に使えるラウンジがある
- 目的地を伝えると到着したら教えてくれるので寝れる
会社によって若干特徴が違いますが、どれもかなり広々としているので快適です。



2等席

2等席の特徴は下記の通り
- 人が少なければ座れる(通退勤時は混雑している)
- 食事やドリンクは有料
- 机や充電コンセントがない場合がある
正直、2等席でも日本の新幹線みたいな感じで十分快適だとは思いますが、確実に席に座りたいなら1等席がおすすめです。
また、イギリス周遊旅をする場合は3時間以上の移動をすることもよくあるので、そういった時に1等席(First class)だと、食事やドリンクを無料で頂けるのはかなりありがたいですね!

普通に食事も美味しくて、特に早朝の列車の時は助かりました!
ブリットレイルパスの購入場所
ブリットレイルパスは、現地購入はできず、ネット予約のみです。

パスには空港エクスプレス(空港から市内行きの列車)も1回分含まれているので、渡航前に手続きを済ませておくことをおすすめします!
ブリットレイルパスが利用可能な路線図
利用可能なの線図は下記の通り。

つまり、上記のエリアならブリットレイルパスで自由にどこへでも乗り放題で行けるということです。(北アイルランドは除く英国全土)
なお、下記のような列車は対象外です。
- ユーロスター(Eurostar)
- タイン・アンド・ウィア・メトロ
- グラスゴー地下鉄
- マンチェスター・メトロリンク(Manchester Metro link)
- 空港から鉄道駅までの移動
- ドックランズ・ライト・レイルウェイ(Docklands Light Railway)
- トラムリンク(Tram links)
- 個人所有の列車
- 蒸気機関車
- ロンドン地下鉄とバス
- 船
- ホバークラフトおよびナショナルレール運行以外のサービス

ややこしく感じるかもしれませんが、地下鉄と寝台列車以外は基本乗れると思っていただいて大丈夫です!
僕はGoogleマップの経路検索をよく利用しており、その画面で出てくる電車であれば基本OKでした!
実際どれぐらいお得になるの?

僕の旅スタイルと行動量はかなり特殊ではありますが、一例として紹介します。
- 空港→ロンドン市内 ¥4,000
- ロンドン→オックスフォード(往復)¥17,000
- ロンドン→ライ ¥8,000
- ライ→カンタベリー ¥4,000
- カンタベリー→ロンドン ¥8,500
- ロンドン→バーミンガム ¥7,000円
- バーミンガム→リーズ ¥10,000
- リーズ→スカボロー(往復)¥9,000
- リーズ→ヨーク ¥1,500
- ヨーク→スカボロー ¥3,000
- スカボロー→リーズ ¥4,000
- リーズ→エディンバラ 11,000
- エディンバラ→グラスゴー ¥3,000
- グラスゴー→インヴァネス ¥5,000
- インヴァネス→エディンバラ ¥5,000
- エディンバラ→マンチェスター ¥11,000
- マンチェスター→リバプール ¥10,000
- リバプール→ブリストル ¥4,000
- ブリストル→バース(往復)¥4,000
- ブリストル→コッツウォルズの最寄りまで(往復)¥9,000
※当日購入の最安値で計算(通常席)
このルートをイギリスの鉄道をネット予約できるomioというアプリで1つずつ計算してみると、トータルで¥128,000円
僕のブリットレイルパスは『連続タイプ・1等席・8日間』で¥53,000なので
¥128,000-¥53,000=¥75,000
つまり、¥75,000円お得になったというわけです。
実際には僕は1等席(First class)なのでもっとお得になっています。
(約1.5倍ほどなので¥112,000円ほど)
イギリスの鉄道は短距離でなければ基本片道5,000円を超えてくるので、最低でも1日2回、もしくは長距離移動をする人は、数万円単位でお得になる場合がほとんど…

実際に予定ルートを検索して計算するのもいいですが、イギリスの鉄道は時間帯や予約のタイミングによって値段が変動します。
その為、毎回予約やスケジュール管理をするのは面倒です…
その点、ブリットレイルパスは予約する手間やスケジュールを気にしなくていいので、ノーストレスだし、かなりコスパも良い便利なパスだと思います!
ブリットレイルパス予約〜アクティベート、使い方まで徹底解説!
ブリットレイルパス予約〜アクティベート、使い方までの流れは下記の通り。
予約後、すぐに確認メールが届きます。

この際、チケットはまだ発行されておらず、手配中の段階になります。
登録したメールアドレス宛に案内が届きます。
メールと共に3枚のPDFが添付されています。



添付されているPDFの1枚目に青色で「here」と書かれている場所をタップ。

必要情報を入力して、「activate」をクリック。

「最終確認」をして、日付に間違いなければアクティベートをする。

QRコードが発行されるので、必ずスクリーンショットを撮っておき、すぐに表示できるようにしておきましょう!
これがeチケットになります。

「連続プラン」の方の場合は、このQRコードをこれからずっと利用することになります。

上記の写真のQRコードスキャンの部分にかざすとゲートが開きます。

確認される時とされない時がありますが、確認されたらQRコードを見せればOK!

1等席を予約した人は、たまにチケットの文字が見にくいのか「あなたはFirst classではない」と言われることがあります。
見えにくいですが、ちゃんと買いてあると言えばわかってくれるのでご安心を。


これも改札がある所とない所がありますが、ある場合はQRコードをかざして通過しましょう!
よくある質問

よくある質問を簡単にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!
当日、現地で買うことはできる?
ブリットレイルパスは現地で買うことはできず、ネット予約のみです。
また、ネット予約でもチケット発行手続きで2〜3日前までの予約が必要なので、早めに予約をしておきましょう!
座席指定はできるの?
座席指定をされる場合には別途、座席指定料が必要となります。

ただ、1等席や2等席に関わらず比較的、席は空いていることが多いので不要かと…
今回僕はFirst classでしたが、全て座れました。
2等席に関してはエリアにもよりますが、通勤退勤時や人気観光地周辺だと混んでいることがあり、席が埋まっていることがありました。
大人数で行く場合のみ、座席指定を検討するといいでしょう。
どんな人にブリットレイルパスはおすすめ?
ブリットレイルパスをおすすめする人は、下記のような人です。
- 往復の列車を乗る人
- 1日に複数回、列車に乗る人
- 長距離移動をする予定の人
- 無計画にいろんな場所に列車でいきたい人
- スケジュールを立てるのが面倒な人
- 毎回乗車チケットを購入・予約するのが面倒な人 など…
1つの都市に留まらず、複数都市を列車で移動する予定の人は、確実にブリットレイルパスがお得です!
例えば、ロンドン周辺であれば日帰りで行ける観光スポットがいくつもあります。
片道のみで都度都市を移動するなら単体チケットの方がお得の場合もありますが、その日のうちに再度ロンドンに帰ってくる予定で往復チケットを購入する場合は、基本的にはブリットレイルパスがお得です!

実際、今回僕はに拠点となる都市を決めて、いろんな場所に往復で列車を利用していたのでかなりお得でした。
また、乗車チケットの管理やスケジュール管理も不要なので、ノーストレスで旅ができました。
チケットの値段などを気にせずに乗り放題なので、無計画に列車でいろんな場所にいきたい人には、超おすすめのチケットです!
実際に利用してみた感想・レビュー

結論、めちゃくちゃ良かった。
というかめちゃくちゃ良心的すぎるチケットだな〜と感じました。
実際の今回僕のイギリス旅で利用した電車のルートを下記に洗い出しました。
- 空港→ロンドン市内 ¥4,000
- ロンドン→オックスフォード(往復)¥17,000
- ロンドン→ライ ¥8,000
- ライ→カンタベリー ¥4,000
- カンタベリー→ロンドン ¥8,500
- ロンドン→バーミンガム ¥7,000円
- バーミンガム→リーズ ¥10,000
- リーズ→スカボロー(往復)¥9,000
- リーズ→ヨーク ¥1,500
- ヨーク→スカボロー ¥3,000
- スカボロー→リーズ ¥4,000
- リーズ→エディンバラ 11,000
- エディンバラ→グラスゴー ¥3,000
- グラスゴー→インヴァネス ¥5,000
- インヴァネス→エディンバラ ¥5,000
- エディンバラ→マンチェスター ¥11,000
- マンチェスター→リバプール ¥10,000
- リバプール→ブリストル ¥4,000
- ブリストル→バース(往復)¥4,000
- ブリストル→コッツウォルズの最寄りまで(往復)¥9,000
※当日購入の最安値で計算(通常席)
もしこのルートの電車を1つ1つチケットを買っていたら…
おおよそ¥128,000円ぐらいです。(First Classなのでこの1.5倍以上)
ただ、ブリットレイルパスのおかげで10万円以上お得に旅ができました!
恐ろしくお得ですね!
それ以外にも乗り放題だから無計画にいろんな場所に行けたり、往復したりしてもOKと自由度が高いのがいちばんのメリットかなと思いました!
正直、ブリットレイルパスでない場合は、1つ1つチケットが時間で縛られたり、下記のようにチケットの種類を選択したりと何かと面倒…

乗り過ごしたりすると損をするし、旅中に時間やスケジュールの縛りを設けられるのが嫌な僕からすると最悪…
でも、ブリットレイルパスならそれがなく、移動したい時に駅に向かえば、いつでも自由の乗れちゃう自由度の高さが最高でした!
それに1等席にすると食事も無料なので、早朝の列車の時間にはかなり助かった!

寝てても目的地になったらスタッフが起こしてくれるので、本当に最高ですね。

移動回数や行動量が多い人ほど、お得になる仕組みのチケットですので、ぜひ旅のプランに合わせて検討してみるといいでしょう!
個人的にはイギリスは都市ごとに異なった雰囲気のある面白い国なので、イギリスに行くなら絶対購入して、いろんな都市を回るべきだと思いますよ!
イギリス最高!絶対またくる!
まとめ!
いかがでしたでしょうか?
ここまで長々と色々説明してきましたが、イギリス国内を自由に旅したいなら「ブリットレイルパス」は購入して損はないかと思います。
「全然列車に乗らなかった」などは例外として、仮にトータル料金で安くならなかったとしても、事前予約やスケジュールを気にせず旅を楽しめただけで、総合的にはお得なはず…
ブリットレイルパスを効率より利用して、イギリス旅行を楽しんできてください!